ボンビアルコンのキャットタワー

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親において行かれ、草むらの陰で最後の力を振り絞るかのように鳴き叫んでいたぐれちゃん。
そんなぐれちゃんも今では「完全室内猫」として生活しています。
室内飼いによる運動不足を解消するために「キャットタワー」を設置する方も多いのではないでしょうか?
今回は、ぐれちゃんの使っているキャットタワーを紹介します。

ボンビアルコンのキャットタワー

ぐれちゃんの使っているキャットタワーはこれ。
「ボンビアルコン」という会社の製品らしいです。
らしい、というのは、実はこれ実家の猫が使っていたお古なんです。
匂い消しを念入りにしたせいか、問題なくぐれちゃんは使ってくれています。

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いいところ

手ごろな金額とは気軽に言えないですが、その分良いところはたくさんありました。
特に器具や部品によるケガの心配が少ないところが気に入ってます。

安全設計

ステップの取り付けは極力でっぱりのないネジを使っています。
使われているのは六角穴。六角ボルトで取り付けます。
写真にある通りでっぱりと言えば六角の穴だけなので、プラスネジのように鋭角の出っ張りがなく、ケガの心配をする必要がありません。

また、ハンモックを取り付けるのも袋ナットを使っていますので、こちらもケガの可能性はかなり低いでしょう。

ステップの取り付け方

支柱にフランジ(取り付け部分)があるため、ステップの取り付け方がなかなか面白いです。
まず、ステップの形状はこんな感じ。

一カ所に切り欠きがあり、ここに支柱を通します。
では、切り欠きの部分はどうするのか?
答えはこうです。

専用のカバーがあります。
これでほぼ全面が平らになってくれます。
ステップの付け替えは慣れたら数分で出来てしまいますので、気軽に角度を変えることができるでしょう。

主要部分が金属製で頑丈

まず、支柱が金属製です。
二本のパイプをつなぎます。つなぐ際のネジ切りもかなり太く作られているので、一本の支柱と考えてよさそうです。
支柱にステップを付けるフランジも金属、ステップのネジ穴もちゃんと埋め込みで金属が使われています。ネジに関しては非の打ちどころがありません。

また、ハンモックが付いているのですが、この取り付け部分と外周部分も金属製です。
推奨最高体重は5kgとのことですが、単純にステップとハンモックだけを考えると数倍の荷重をかけても問題なさそうです。
おそらくは取り付け(天井で支える)などの設計も考慮されているのだと思います。

よくないところ

ある人にとっての利点は別の人にとって欠点となる。
物事には必ずと言っていいほど二面性があります。
私がいいところで挙げたものの裏を返せばよくないところにもなってしまいますね。

重い

支柱が金属でできていて丈夫なのですが、なにせ金属なので重い。
まず支柱をつなげるのが大変ではないでしょうか?
支柱は2本に分かれていて、それぞれをネジでつなぎます。
※支柱にそのままオスネジ・メスネジをきっています。

床に置いての作業なので、フローリングや畳に傷をつけてしまう可能性があります。
そのため少し持ち上げての作業になり、うまくやらないとネジが入りません。

これを一人でやろうとすると、腕力のある人でもちょっとしんどいです(実体験)。
できれば二人での作業をおススメします。

レイアウトが単調

良く言えば「省スペース」。悪く言えば単調。
普通のキャットタワーのように、横移動がありません。
ハンモックの位置を工夫することで少しは変化を持たせることはできますが、登り降りの安全を考えると、ステップの位置はおのずと決まってきます。

さいごに

前職の影響か、金属製のものの強度に関しては絶大な信頼を寄せているのです。
ただその反面、重量の問題や価格の問題がでてきますので、その辺りはバランスですね。

ぐれちゃんが我が家に来てから財布のひもがゆるゆるでした。
キャットタワーを譲ってもらって大きな出費が抑えられたので感謝しています。

感謝しています……が、浮いたお金で別のキャットタワーを買ってしまいそうなのが怖いです。
でもその時はその時。
ぐれちゃんが喜んでくれるなら買いましょう。
二つあったらレイアウトも格段にひろがるでしょうから。

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