完全室内飼いであるぐれちゃん。
ぐれちゃんは基本的に、我が家の2階に作られたぐれちゃん部屋で生活しています。
夜はぐれちゃん部屋と寝室のドアを開けておくので、ぐれちゃんは好きなところで寝ることができます。
※布団に「入れてー」って、鼻をすんすんさせて甘えてくるのがカワイイ。
では、室内を自由に歩き回っているかと言えばそうではありません。
例えば、私の作業部屋には立ち入らせません。
通信の要、光ケーブルを噛み切られたらたまったものではありません。
ドリルとか危険なものもありますし。
でも、戸締りをキチンとしておけば問題ないです。
しかし、戸締りができない箇所が一つ。
それが階段なんです。階段には扉がありません。
階段から下りてきて欲しくない時などに困ります。
そんなわけで、ホームセンターで入手できる材料を使って、安く扉(ドア)を作ってみました。
ドアのベース
ドア本体として、プラダンと呼ばれるものを採用しました。
※プラスチック段ボールの略なのかなぁ?
半透明の物を使うことで、光を通してくれるので、暗くなりません。
また、価格が安い。
90×180cmくらいの大きさで1000円くらいでした。
加工もしやすいのがいいですね。
ただ、強度に不安があります。
※下記製品だとは思いますが、ホームセンターの方が安いでしょう。
ドアの補強
ドアの補強・ドアの端の保護・レールの引っ掛かり防止を兼ねて、ドアの周りに「カブセ」と呼ばれるものを貼り付けました。
これが「カブセ」です。
サイズや種類がいろいろありましたので、ボードにぴったりものを現物あわせで選びました。
ちなみにカブセの下にあるのがレールとして使うものです。これもカブセの一種です。
※参考(購入したものとは違います)
レールの設置
設置と言っても難しいことはありません。
レール用に使うカブセを単に両面テープで貼り付けるだけです。
ドア補強用のカブセとレール用のカブセの幅がちょうどよかったため、そのままレールとして使えました。
これも、ホームセンターでの現物合わせです。
また、ドアのストッパーがわりに、荷物用のフックを利用しています。
ぐれちゃん「でられにゃい……」
しかし、事件が!
ぐれちゃん脱走
ぐれちゃん、ドアを鼻で押して開けてしまいました。
器用にドアのわずかな幅に鼻を押し当てて開けてしまうのです。
つまり、鼻を押し当てられないようにすればいい。
ということで、建材コーナーにあった三角形の棒(正式名称は分からない)をストッパーがわりにしました。1.8mで80円くらいでした。
これならドアを鼻で押せません。
床と壁の間には巾木(はばき)と呼ばれるものがありますので、下部をカットしています。
※巾木:床と壁の間に設置する建材。壁下部の保護や壁紙の剥がれを防ぎます。
細々した調整
一応、完成はしたのですが、設置してから問題点がいくつか出てきたので対処します。
ドアが倒れる
よくよく考えてみると、ドアは下のレールに乗っているだけ。
そのままにしておくと、倒れてきます。
幸い、ドア自体は軽量なので、荷物用のフック一つで止めることが出来ました。
電気がつけられない
これは本当にバカだったとしか言いようがありません。
ドアを設置したら階段の電気がつけられなくなってしまいました。
ちょっと雑ですが、とりあえずボードを切り抜いて簡易的な小窓を設置。
後々、見栄えをよくしたいかなと考えています。
一応、ドアを開けた時に小窓が引っ掛からないような固定の仕方をしています。
写真の状態からドアを開けても、小窓は壁に引っかかることはなく開いてくれます。
ドアが開けにくい
ドアに手をかける所がなかったので、取っ手のようなものを付けました。
最初はスマホの後ろにつけるリング状のアレ(正式名称知らない)を100均で買おうかと思っていたのですが、ちょうどモールの切れ端があったので、適当な大きさに切って両面テープで貼り付けました。
問題無くつかえています。
ただ、つける場所はボードの半分より下の高さに付けた方がよいです。
上の方に取っ手を付けてしまうと、特に開けるときにボード奥の下部に力がかかってしまい、引っ掛かって開けにくいのです。
たまに、保育所・幼稚園で先生が開けにくいドアを子供が難なく開けることがありますが、同じ現象が起こっているものと思われます。
試しに、ティッシュの箱をタテに置いて、上の方と下の方を指で押してみてください。
下の方を押したときの方が、動かしやすいはずです。
完成図
細かい修正もありましたが、一応完成しました。
レールの滑りもふすまより軽い程度には出来上がっています。
これから使っていくうちに問題点も出てくるでしょうが、その都度対応してみます。
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