ペットベッドを自作してみました

工作・DIY

我が家に来て1か月たったぐれちゃん。
子猫の成長って早いんですね。
もう、リビングを駆け回っています。
ご飯の時だけケージから出す生活はほぼ終わり。
これからは必要な時だけケージに入ってもらうスタイルですね。

こうなってくると、ケージの外にもぐれちゃんの休めるスペースが欲しい。
ということで、ペットベッドなるものをお店で見てきたのですが、理想のものがありませんでした。

ちょっと深めで、まだ小さいぐれちゃんの体にあった小さめのモノ。
都合よく、そんな商品はなかったので自分のポリシーに従うこととしました。

『なければ作る!』

材料の紹介

ということで、手持ちの材料で作ることとしました。
材料は段ボールと木工用ボンド。
段ボールは縦横で強度が段違いです。
その性質を利用して、互い違いに組み合わせると結構強くなるんです。
加工もカッターで出来ますしね。

木工用ボンドは、図工の時間でイメージする黄色と赤のヤツ……ではありません。
ホームセンターなどで1kg500円くらいで売っているものがありますので、それを選びました。ぐれちゃんの爪とぎを作ったときに使ったものです。

ぐれちゃんの爪とぎを自作しました
爪とぎはホームセンターなどで探すと100円程度から手に入ります。 もう、それでいいじゃんってことで家では4つ500円の爪とぎを使っています。 爪とぎだけでなく、ぐれちゃんの移動用のスロープなどにも使えるので重宝しています。 そんな...

はっきり言って、普通の使い方をしている限り無くなりません。

段ボールの加工

「加工」なんてかっこいいことを言いましたが、単純に切っただけです。
直径30cm程度の円形のものを2枚と、直径26cm(両端2cm小さくした)のもの3枚を用意しました。
コンパスでぎりぎり取れる大きさですね。

また、ペットベッドの「壁」として、25cm×180cmの長めのものを用意しています。
こちらは、丸めてべこべこにして曲線を出しやすくしています。

底の作成

作るのは簡単です。
木工用ボンドで貼り付けるだけ!
「ある程度」それも「適当に」木工用ボンドを塗りたくります。
ここでケチってはいけません。
無茶な量を塗らない限り、木工用ボンドの量が多ければ、それだけ強度が上がります。

円形を切り抜く際にコンパスを使用しました。
つまり「中心」に穴が開いているのです。
今回はそれを利用して、中心を出しました。
爪楊枝などで小さいほうの底を貼り付けていきます。
この時点で木工用ボンドは上から1cmも減ってません。
……使い切れるかなぁ。

壁の組立

意外に苦労したのが「壁」。
写真のように、小さい底の縁と、大きい底にボンドを塗って壁を貼り付けていきます。
今回は、2周回す予定です。

※ 小さいほうの直径が26cmなので、必要な段ボールは……
26×3.14×2(周)+α=163.28+α
なので、180cm用意しました。

段ボールがまだ硬かったのか、ボンドがはがれてしまいます。
急ぎではないので、少しずつ貼り付けていきました。

写真を残せなかったのですが、2周目は1周目の外周にたっぷりと木工用ボンドを塗りつけて固定しています。

カッターで手ごろな入り口を付けてみました。

ペットベッド完成

そこに、タオルや小さいクッションを入れ、周りを毛布をいい感じにかけたら完成です。

ものすごく素晴らしい位置に企業のロゴが入ってしまいました。

早速、ぐれちゃんに入ってもらいました。
どうやら気に入ってくれたようで、すぐにねんねしてくれました。
もうちょっとぐれちゃんが大きくなっても入れそうですね。

ちなみに、ツイッターに上げた「貞子」のようなぐれちゃんの写真はこのベッドです。

さいごに

意外に簡単に作れましたし、出来上がりにも満足です。
お値段は実質ボンド代だけなので、数十円ですね。
材料が段ボールなので、ぐれちゃんが大きくなったら作り直せばいいんですし。

ちなみに強度は、側壁の一番弱いところに3kgの荷重をかけても、ちょっと変形(弾性変形)する程度でした。

失敗しても金銭的ダメージの少ない段ボール加工。
今後も挑戦してみたいと思います。

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